代表メッセージ

繊維産業は経済成長とともに発展し、多彩な文化を形成してきました。
吉田染工の歴史は、衣文化の進化の歴史。染色技術を通じて時代のニーズに呼応したファッションシーンの創造に取り組んでまいりました。この間、吉田染工の歩みは決して平たんな道程ではありませんでしたが、「夢想現実」をテーマに、モノを創造することの原点ともいえる、夢を成し遂げたときの喜びを得るために苦楽を乗り越えてきました。

ファッション業界の成熟が叫ばれる中で今、私たちに求められていることは、高付加価値な製品とそれを実現する技術にほかなりません。ニーズを的確に表現できる技術、多品種少量への対応が私たちの新たな成長を拓く鍵といえます。もともと吉田染工は、技術の研鑽に努める土壌を大切にしてきた企業であり、長期的な経営戦略のひとつに「高品質化」を掲げてきました。

1990年から着手した生産ラインの自動化は、これまでに蓄積したノウハウと先端技術を融合させて実現した染色システムで、染色技術の科学化を図るとともに技術ポテンシャルを飛躍的に高めました。また同時に自動化・機械化はヒトを主人公にした企業運営をも実現しました。次代の衣文化を創造するため、またお客様の反映に貢献するため、今後も生産技術の充実に取り組み、高品質・多品種小ロット・短納期の実現と、科学産業、ハイテク産業へと新たな染色業の確立をめざして、チャレンジを続けていきます。

会社概要

会社名 吉田染工株式会社
住所 〒640-0411 和歌山県紀の川市貴志川町前田16
Tel 0736-64-3339
Fax 0736-64-7150
代表者 吉田 篤生
設立 1951年3月19日
資本金 1500万円
事業内容 ニット・織物・資材用糸の染色加工
グループ会社 貴志川工業(株)、吉田工業(株)

アクセス

沿革

1948年10月 和歌山市美園町4丁目29番地にて吉田染工場創業
1951年3月 社名を吉田染工株式会社と改称
1968年1月 チーズ染色機導入開始
1971年1月 貴志川工場完成
1972年10月 貴志川工業株式会社設立
1979年9月 吉田工業株式会社設立
1990年11月 本社を現在の和歌山県紀の川市貴志川町前田16に移転
1992年3月 チーズ染色無人化プラント導入
1993年4月 染料自動計量システム導入
2000年4月 SSPワインダー導入
2002年10月 染料自動倉庫システム導入
2007年1月 LNGサテライト設備、LNG還流ボイラー導入
2014年2月 (株)島精機製作所 ホールガーメント編み機、デザインシステム導入